臥牛山句会

かや女三月

           鯉桜三月     ndex       Top


2.29   再掲
         春の昼京で目覚める新幹線         心機一転、京都に生活の拠点を移した娘のことを詠みました。

         心配のアンテナ並ぶ二月尽
3.1
         震度3犬抱き寄せる弥生かな
3.2
         さあ春だコンプレックスを脱ごうよ       
面白い発想! 語順を変えたら?
                              脱ごうよコンプレックスをさあ春だ    原句の方が素直で良いかもしれないが、、、鯉桜
3.3
         片隅に誰かのために置く蜜柑       
蜜柑は冬の季語だが私の句に対しての返句。 麻雀を後ろで見ている正月らしい風景! 鯉桜
3.5
         春の風邪青いマグカップにカフェオレ      
だから何?とツッコまれそうですが…本人談
                                 だから何?にならない工夫の一例、  カフェオレは青のマグカップに春の風邪     鯉桜

         春の雨あの木造の家は今
3.6
         自己流のカフェオレ美味し春の風邪     
五日のマグカップに先立って作った句です。  かや女
                              五七五が整っていて鑑賞しやすい。 美味しは旨しとどちらが良いか、、、?
                              うましではなく口語体としておいしと読んだらよいのかもしれないが口語体で
                              美味しいおいしい)とすると中八になるので難しいところ   鯉桜
3.11
         春光の艱難辛苦スキャン中       
う〜〜ん 意味が伝わらない、、、せめて詞書(ことばがき=前書き)を付けるとかしてほしい。
                            推敲してください、お待ちしています。  一例、 春光が我が辛苦をスキャンする  鯉桜
3.28
         またひとつ壁を扉へ春うらら       
原句、またひとつ壁が扉に春うらら を本人推敲 こちらの方が濁音も減り広がりを感じる様に思います。
3.31
         
今朝、犬の散歩で桜並木の側を通った時に、80代の女性が交通事故で亡くなった孫の話をしてくださいました。
       「満開の桜の前で写真を撮ってね。まだ九つだったのに」。普段はお茶屋さんを営んでいて明るい女性の目から涙が止め処なく流れていました。
        彼女のことを詠みました。

         桜と写りし孫九つのまま



          
かや女二月    かや女四月








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